『うつ病になった』。悲しいかな。最近良く聞くコトバです。
心療内科でお医者さんは「うつ病」の診断書と一緒に、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)であるルボックスやデプロメールのうつ病薬を処方してくれます。
「このうつ病薬は副作用ないから」
・・・意外と少なくないお医者さんが、そういいます。
でも、うつ病の薬。もちろん、副作用あります。結構、つらいですよ。
▼こんな人におすすめ
- うつ病の本人
- うつ病を家族にもつ方
- うつ病の薬の副作用について知りたい方
- うつ病の薬をもう「やめたい」と思っている方
- ルボックスやデプロメール(SSRI系抗うつ薬)の離脱症状で悩んでいる方
見出し
うつ病薬の副作用 -SSRI離脱症状 ルボックス-
最近、大切な方の家族が「うつ病になった」と知ったので、過去のヒガコの経験を元に「どのように、うつ病に対応していくのか」と話すことが多くなりました。
正直なトコロ、鬱状態で過ごしていた頃のことは思い出したくないですが、大切な方の役に立つのであれば・・・昔のことを思い出します。
色々考えることがあったので、対話式で下記に内容を記載します。
3年以上に渡るうつ病体験談
私がときおり言う「鬱状態」を「うつ病」と捉えてもらって結構です。
一時期、私は心療内科にいってました。そして、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)などの抗うつ薬を服用していました。何年通っていたかは・・・うーん。3年以上だったでしょうか。ひとつひとつ、あの苦しかった年数を数えたくないので、「3年以上」という解答で勘弁してください。
「どれくらい、うつ病が酷かったのか?」といわれると、どういえばいいのか困ります。
うつ病が酷かった時期もありますし、うつ病が軽かった時期もあります。うつ病が原因で病院に入院したことはありません。
うつ病の副作用といってもいいSSRI離脱症状(ルボックス)
初めてうつ病と診断された前後の期間は、まぁ、苦しかったです。多くのうつ病の方と同様です。
あとは、そうですね・・・SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)と呼ばれる抗うつ薬を完全に断つために減薬をしていたときですかね。
長い間、長期に渡ってSSRI系のうつ病の薬を飲んでいたので、だいぶSSRI薬の離脱症状には悩まされました。
えっと・・・”ルボックス”とか、”デプロメール”っていう抗うつ薬のことです。もしかしたら、「うつ病」と診断された診療内科で、その名前の薬をもらっているかもしれないですよ?
薬の効果や成分など難しいことはご自身で調べてほしいのですが・・・このSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)は、『メジャーなうつ病薬』って感じのものです。
多くの医者は、「SSRI系の薬は、他のうつ病薬に比べて、副作用が少ないうつ病の薬ですよ。」って処方してくれることが多いと聞いています。
Twitterにないかな・・・?あ、こんなやつです。
bintatuさんの向精神薬ガチャ
ルボックス錠50 50mgpic.twitter.com/ejtRQu4u2Shttps://t.co/vgwnbnDIRx
? びんたつ (@bintatu) 2017年2月5日
み~ちゃん(FtX)さんの向精神薬ガチャ
デプロメール錠50 50mgpic.twitter.com/TnYX9w4CSUhttps://t.co/Xo5EsKXVdS
あー、SSRIのルボックスね
1番最初に処方されたの覚えてる? み~ちゃん(FtX) (@miyuki19771212) 2017年2月4日
SSRI離脱症状が発生しやすい抗うつ薬一覧
ネットに掲載されているSSRI系の抗うつ薬をまとめるとこんな感じです。
- ルボックス(成分名:フルボキサミン)
- デプロメール(成分名:フルボキサミン)
- パキシル(成分名:パロキセチン)
- ジェイゾロフト(成分名:セルトラリン)
- レクサプロ(成分名:エスシタロプラム)
あ・・・なんか心療内科でもらった薬がこんな感じったような気がします。ヒガコさんもSSRIの抗うつ薬を飲んでいたんですね。
それで、このSSRIの薬を断つ時に”りだつしょうじょう(離脱症状)”がでて大変だと・・・。ちなみに、離脱症状って何ですか?
・・・おっと!なるほど!うつ病の薬を飲み初めの人は知らないですよね。
私の言う”離脱症状”とは『SSRI離脱症候群』のこと。はっきりいっちゃうと、抗うつ薬に依存している人が、抗うつ薬を減らすとでる禁断症状のことです。いまは、『抗うつ薬中断症候群(こううつやくちゅうだんしょうこうぐん、 Antidepressant discontinuation syndrome)』っていいます。
SSRI系のうつ病の薬は副作用がない薬って医者は言うけど?
ええ・・・まぁ・・・そうですね。私も「うつ病の薬で副作用がでる!」って話をお医者さんから聞いたことないです。「副作用が少ない」ってというか・・・「副作用がない!」っていい切るお医者さんが多かったです。あ、もちろん、私の会ってきた心療内科のお医者さんのことを思い返すとですよ。すべての心療内科の医者を知っているわけではないです。
お医者さんは副作用の話をしないかもしれませんが・・・でも、薬剤師さんとか、うつ病の副作用の話をしてくれたんじゃないですか?
まぁ・・・確かに心療内科の帰りってそうですよね。
思い起こすと、私も心療内科の帰りに薬局よると「副作用は紙に書いてありますから読んでくださいね」って感じで、薬剤師さんからコメントもらって薬をもらって、さっさと帰っていた気がします。
・・・うつ病の副作用について認識できないのは問題ですね・・・「聴き逃した本人が悪い!」といえばお終いですが。
SSRI系の抗うつ薬の副作用
薬局でもらったお薬手帳に書いてあるはずなので、見せてください。
えっと。じゃあ、以下に副作用の一例を載せておきます。
SSRI系の抗うつ薬の副作用一覧
この引用したサイト( 医療総合QLife)ですが、次のようなことも書いてあります。お持ちになっているお薬手帳には、もしかしたら掲載されていないかもしれません。このサイトは親切ですね。上記の事以外の副作用についても明記されています。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。 このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
- けいれん、軽い意識障害、考えがまとまらない [痙攣、せん妄、錯乱、幻覚、妄想]
- 意識が薄れる、意識がなくなる [意識障害]
- 顔色が青白い、冷汗、呼吸困難 [ショック、アナフィラキシー様症状]
- 不安、興奮、発汗 [セロトニン症候群]
- 急激な発熱、手足の震え、筋肉のこわばり [悪性症候群]
引用:ルボックス錠50の効果・副作用 – 医療総合QLife
あくまで、お医者さんは「今まで使ってきたうつ病の薬に比べれば、SSDI抗うつ薬は”副作用がない”」といっているのかもしれません。または、「今まで使ってきたうつ病の薬に比べれば、多くの人にはSSDI抗うつ薬は”副作用がない”」って意味かもしれないですね。
抗うつ薬を飲んできた私としては、「SSRI系の抗うつ薬は副作用あるよ!けっこう、副作用がきつい場合もあるよ!」っていいたいです。
もし、SSRI抗うつ薬に副作用がないのであれば、一般の薬局で販売していてもいいのではないのでしょうか?
なぜ、医者しか抗うつ薬を処方できないのでしょうか?
なぜ、薬剤師が抗うつ薬を管理するのでしょうか?
しかも、いま話しているSSRI抗うつ薬は精神に作用する薬です。
「SSRI抗うつ薬は副作用が無いって医者が言ってた~」って単純に思うのは、良くないとおもいます。
熱くなりました。すいません。結論は、SSRI抗うつ薬(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)には、副作用があります。お薬手帳にかいてあります。
SSRI離脱症候群(抗うつ薬中断症候群)って?
なるほど・・・確かに、SSRI抗うつ薬には副作用がありますね。
ところで、SSRI離脱症候群(抗うつ薬中断症候群)の副作用はお薬手帳には書いてないようですが???
確かに書いてないですね。個人的には「SSRI離脱症候群(抗うつ薬中断症候群)は副作用」っていってもいいと思うのですが、医学的には異なるんですかね・・・。心とカラダに表れる病的な変化を意味する”症候群”っていう漢字がついているくらいですし。
SSRI離脱症候群・・・つまり抗うつ薬中断症候群は、其の名のごとく、「うつ病の薬を中断しようとする時に心やカラダに発生する病的な変化」です。
SSRI離脱症候群(抗うつ薬中断症候群)はどんな症状なの?
次のような症状が、ルボックスなどのうつ病の薬を止める時に発生します。 ただ、みんなが皆、発生するわけではないそうです。10人に1人くらいの割合だといいますが・・・実際には、うつ病の薬を飲んで止める時に「SSRIの離脱症状がでるか」「でないか」わかりません。
SSRI離脱症候群(抗うつ薬中断症候群)の症状例
- めまい
- 吐き気
- 冷や汗
- 電気がカラダに流れるような異常なしびれ
私は、ガッツリ上の症状が全て出ました。ルボックス(SSRI)の薬が効かなくなるなると、まず、めまい。そして、冷や汗と吐き気。そして、異常なしびれです。
「異常なしびれ」っていっていってもわかんないですよね。私の場合ですと・・・歩く毎に足からの刺激がビリビリっとした電気のような感覚を伴って脳みそまで突き抜けるような感覚です。「痛すぎて死ぬ!」という感覚ではないです。でも非常に不愉快で最悪です。「うつ病の薬を減らすなんて私には無理だったんだ」と、やる気をくじくには十分な刺激です
SSRI離脱症候群(抗うつ薬中断症候群)にならないためには、どうしたらいいのか?
一番は、うつ病の薬にカラダが染まってしまう前に、うつ病の症状をできるだけ早く治してしまうのがいいと思います
でも、うつ状態のときは無理に薬を減らすのは難しいことです。そして、うつ病の本人の力では、薬どころか、睡眠も運動もコントロールが難しいです。
このうつ薬の量や減薬の問題は、家族として何かしてあげることは難しいです。うつ病の本人と医者が連携をとって、薬を減らすのが一番です。
うつ病の家族のために何ができるのか?
そうですね・・・鬱状態の本人の意志とは関係なく変えることができるもの。「食事」が一番、家族として協力できると思います。
大切な方が1日でも早く元気になるように、栄養満点、そして食べやすいご飯を作ってあげることが一番です。
じゃあ、次は「何が、うつ病患者にとって栄養満点の食事なのか?」「うつ病の人のカラダは、どんな栄養素を求めているのか」がポイントになってきます。
このHPの提供する腸内フローラメール講座で紹介している「腸を元気にする食事」を参考にしてください。このメール講座は「腸内フローラ」を元気にするということを目的にしてます。でも、うつ病の方にも参考になることをおおく書いています。
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うつ病皆さんへ:うつ薬の副作用は便秘
うつ病の薬の副作用に便秘っていうのがありますが気が付きましたか?
↓↓ココの部分です。
SSRI抗うつ薬(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)の副作用一部
- 吐き気
- 眠気
- 口渇
- 便秘
- 倦怠感
- めまい
だれも声を大にしていわないですけど、うつ病の副作用の「便秘」っていうのは非常に曲者です。
このうつ病の薬(ルボックス)のせいで、私は2週間以上の便秘が普通でした。
便秘とうつ病は「デスマーチ」の関係です。
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